競技規則
- 個人戦です。一人で参加してください。
- どなたでも参加することができますが、システムへの攻撃を意図しない人に限ります。
- 競技中はオンライン・オフラインを問わず、どのような資料を参照しても構いません。ライブラリの使用、ソースコードのコピー・ペーストも認めます。
- 競技中に競技問題の解法に関わることを他人と話したり、インターネット上に書き込むことは禁止します。
- 使用できるプログラミング言語については、少なくとも C++ を使うことができます。(詳細は「言語について」を参照してください)
- 問題数は1回のコンテストで3問の予定です。
- 各問題はいくつかの小課題に分けられており、小課題ごとに満点が定まっています。各問題の満点は、その問題における小課題の満点の合計です。なお、すべての問題の満点は 100 点です。
- 小課題は難易度別に分けられており、最も難しい小課題を正しく解くプログラムは他の小課題も正しく解けるようになっています。
- 各問題では回答として1つ以上のソースファイルを提出します。
- 問題ごとに grader という補助プログラムが提供されます。
- 入出力はすべて grader が行います。回答のプログラムは入出力を行ってはいけません。
- 回答プログラムは grader との通信によってのみ問題に関するデータを得る、または答を出力することができます。
- 各問題で grader のインターフェースが説明されています。
- 各小課題は固定点か自由点のどちらかを持っています。
- 固定点をもつ小課題には満点が定まっており、1つ以上のテストデータが属しています。その小課題に属するすべてのテストデータに対して制限内に正しい答えを出すプログラムに対してのみ満点が与えられます。実行時間制限およびメモリ制限はひとつのテストデータについてのものです。小課題中に部分点はありません。
- 自由点をもつ小課題には満点と採点方法が定まっており、1つ以上のテストデータが属しています。回答のプログラムが問題の基準を満たしていれば、その上で採点方法に基づいて得点が与えられます。
- 参加者のある問題に対する得点はその問題における小課題で参加者が得た得点の合計とします。
- 参加者の全体の得点はすべての問題で参加者が得た得点の合計とします。
- 提出に関するペナルティーはありません。回答提出の時間に関係なく点数だけで順位が決まります。
- 競技形式が特殊ですが、この形式は第22回国際情報オリンピック IOI 2010 カナダ大会のルールに基づいています。
- IOI 2010 で出題された問題や IOI 2010 の競技規則を参照すると理解しやすいと思います。